
2025年10月4日(土)、佐賀駅前交流広場の大屋根下にて、一般社団法人Togatherland 佐賀支部主催の「インクルマルシェ」を開催いたしました 。
テーマは【障害の有無や年齢に関わらず「みんなが主役」になれること】
当日の温かな盛り上がりをレポートします。
1. 賑わいに包まれた佐賀駅前会場
会場となった佐賀駅南口の広場は、常に多くの人が行き交う絶好のロケーションでした 。通りすがりに足を止めてお店を覗いたり、ライブを楽しんだりする方も多く、非常に活気ある一日となりました 。
ライブステージでは、アイリッシュ系音楽ユニット「森和田〜moriwada〜」や「めいぷる」が登場 。
常駐した手話通訳士と共に作り上げるステージはとても温かく、飛び入りで歌い出す人や、出店紹介に挑戦する店主さんも現れるなど、まさに全員が主役のステージとなりました 。

2. 「誰にでもやさしい」会場の工夫
インクルマルシェでは、あらゆる人が安心して楽しめるよう、さまざまな工夫を凝らしました。
●インクルマルシェセットの配布: 各店舗に「指差しボード」や筆談用のホワイトボードを配布し、コミュニケーションの壁を低くしました。
●アクセシブルなチラシ: 音声読み上げへの対応や、色使い・フォントの工夫、わかりやすい言葉選びなど、情報の取りやすさを追求しました。
●専門スタッフの常駐: 手話通訳2名を含むスタッフが常に待機し、困りごとをサポートできる体制を整えました 。

3. 多彩な出店と、どこからでも参加できる仕組み
会場には8店舗のリアル出店に加え、5店舗の「オンライン出店」も実現しました 。 現地に来ることが困難な方も、簡単な操作で構築されたサイトを通じて参加。自宅にいながら打ち合わせに参加し、当日も一体感を味わえる新しい形のマルシェとなりました。
会場では、以下のような多様な光景が見られました。
肢体不自由なお子様が大きなバギーで参加したり、嚥下(えんげ)障害のある子がみんなと同じようにお菓子を味わえる工夫がなされていたりしました。 人気キッチンカーのスパイス製造過程に障害者が貢献していたり、事業所の利用者さんの手作り小物が並んだりと、社会との繋がりを感じる出店が多く見られました。 家族で企画運営を体験する出店もあり、子供たちにとっても貴重な学びの場となりました。

4. 広がる交流の輪
事前のSNS発信も大きな効果を発揮しました。
Instagramでは3万件の閲覧を記録し、投稿を見たことがきっかけで来場してくださった方もいらっしゃいました。SNSを通じた事前のやり取りで、出店者同士の交流も深まっていたようです。 また、開催前には地域の店舗へ「障害のある方の来店で困った経験」などのヒアリング調査も実施しました。こうした地道な活動が、地域全体で多様性を受け入れる一歩に繋がると信じています。
おわりに
会場に設置されたアンケートボードには、
「楽しかった」「また来たい」といった、嬉しい声がたくさん寄せられました。
「食の多様性」や「情報のバリアフリー」など、高齢化社会においても重要となる課題への気づきも多く得られた一日でした。
これからも、誰もが自分らしく輝ける場所づくりを続けてまいります。 ご来場いただいた皆様、応援してくださった皆様、本当にありがとうございました!
